井川ヒロトのブログ

志について探求を続ける 井川 ヒロト が、ニュース・社会・政治・教育・作品(映画、演劇、インプロ、音楽、本、DVD、TV番組・ラジオ)などについて思った事を綴ります。※記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属団体の公式見解ではありません。

【最終回】レーシック手術を考えてます その4

特別集中連載として、これまで3回に渡って書いておりましたレーシック特集ですが、実はこの連載の裏で、私、前回の記事(http://d.hatena.ne.jp/hirokichinews23/20090429/1241003122)でも紹介をしました品川近視クリニックさんへ体当たり取材を試みておりました!

正直、はじめは私みたいなブロガーに一々相手してたらきりないだろうし、厳しいかなとも思ってました。しかし、お願いにお願いを重ねた結果、なんと取材をお受けいただきました!!

ですので、最終回は豪華に、本物のレーシッククリニックの広報担当の方とのQ&Aで締めくくりたいと思います。前置きが長くなってしまいましたので、以下取材内容です。


【質問内容&回答】

Q1:
「まだ新しい技術なので術後30年、40年経ったのちになにかしらの後遺症が出るかもしれないので不安」という声をよく聞くがこういった声にはどの様にご説明されますか?

A1:
エキシマレーザーで角膜を削ることで近視を矯正する治療方法が始まって、約20年が経ちますが特に20年経ってから視力が落ち始めたり、老眼が通常より も早く出たりするなどの報告はございません。
また、新しい技術というものはご存知の通り、今後もいいものであろうというように思って発展しているものなので、やはりそれ以上経過していない、30年・40年といった後には何か起こるかといわれると、現状にはその時点になってみないと分からないといったことはございますが、これまでの経過から考えますと、理論的には、特にその後重篤な後遺症が起こるとは考えにくく、そのためにアメリカでは、年間 100万件を超えるような方たちが手術を受けておられますし、日本でも当院だけで50万件を超えるような手術が行われているのだと思います。


Q2:
「手術をしても、どうせまた眼は悪くなる」という声をよく聞くがこう言った声にはどの様にご説明されますか?

A2:
近視の進行は遺伝や環境など様々な要因に関係しており、レーシック治療そのものは現時点での近視・乱視を治療することは可能ですが、その後の近視を予防することは、残念ながら出来ません。
レーシック治療後に良好な視力に回復された場合でも、術後少し戻る可能性もございます。(一般的には近視の強い方の場合の方が、近視の弱い方よりも戻りやすい傾向はあります)但し、レーシック治療に関しては、いくつかの学会で発表、また報告などもご ざいますが、治療した後にも平均的には良好な屈折状態また視力が維持されております。


Q3:
銀座眼科の不祥事(http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY200902250237.html)以降、安全面で不安という声をよく聞くがこういったこう言った声にはどの様にご説明されますか?

A3:
当院では、報道され問題となった「マイクロケラトーム」を一切使用しない最新の「イントラレーシック」という方法で行っていますので、同様の感染症は起こりません。
事実、当院では、これまで50万症例以上の実績がありますが術後感染症は、1件も起きておりません。
また、当院では空気清浄度が管理されたクリーンルームで全ての施術を行っており、施術時に患者様に直接触れる器具は、使い捨ての物を使用しております。
施術に使用する器具はオゾン水や沸騰によって滅菌するオートクレーブを使用し、全ての器具を使用ごとに滅菌し、衛生管理を徹底して行っています。


Q4:
検査時に、不安に感じている患者にご説明はされていると思うが、それで躊躇してやめる人もいますか?

A4:
報道直後はキャンセルする方も中にはいらっしゃいましたが、Q3の回答のような説明をすることで患者様に理解して頂いております。


Q5:
レーシック手術を行っているクリニックの中でも、貴社の施術料金はリーズナブルですが、どうして他のクリニックと比べて安くサービスを提供できるのですか?

A5:
当院の場合、結果に満足された方々の「口コミ」や「紹介」によって、多くの患者様にご来院して頂いておりますので、広告費を最小限に抑えることができています。
その結果、施術の質を落とすことなく、お一人様からの利益を最小限に抑え、適正価格で最高の医療提供を実現しております。


以上です。いかがだったでしょうか?これからレーシックを考えている方は少しは不安感が取り除かれましたでしょうか。

念のため断わっておくと、私は品川近視クリニックさんとは元患者ということ以外の関わりや繋がりはありません。私が体験談をもとにレーシックの記事を書くにあたり、実際にこちらのサービスには満足していますし、取材も一応もと患者なので一番お願いをし易かったという経緯がありましたので紹介をさせていただきました。

もちろんレーシックもれっきとした手術ですので、やるか否かは最終的には自己責任です。ただ、「やりたいけれど今一歩勇気が持てない」という方にとって、少しでも背中を押す助力となることができたなら、なによりです。

イガワヒロト