井川ヒロトのブログ

志について探求を続ける 井川 ヒロト が、ニュース・社会・政治・教育・作品(映画、演劇、インプロ、音楽、本、DVD、TV番組・ラジオ)などについて思った事を綴ります。※記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属団体の公式見解ではありません。

レーシック手術を考えてます その3


チチュン 朝の光とともに小鳥の鳴き声が聞こえる。

良い目覚めだ。ベットと部屋の反対側にある机の上の時計に目をやると朝の7時。。うぐぁ!早く朝の支度をしなければ・・・


こんな朝の何気ない行動の中にも喜びを感じています。何がかというと、朝起きて、もうその場でメガネを探したりコンタクトをつけたりしなくても目が見えている事にです!!

レーシックをする前の視力は0.04でしたから、メガネやコンタクトをしていなければ家の中での生活すらままならない状態でした。当然部屋の反対側の時計なんぞ裸眼では見えませんでした。


あれから3年、今のところ私の知人が心配する後遺症は何もありません。快適に過ごしています。


私が施術をしたのは品川近視クリニック(http://www.shinagawa-lasik.com/index.html)です。最近ではテレビCMも行っていたりして、大分認知度は上がっているようです。

知人を二人ほど紹介しましたが、いずれもきちんと視力が回復して、快適に過ごしています。

数あるクリニックの中でこちらのクリニックを選んだ理由は、
[1]料金が安い
少なくとも私が施術をした3年前では断トツで料金が安かったです。


[2]経営的な姿勢
これは私がいくつかのクリニックを見ていた時に感じたあくまで私見ですが、レーシック手術クリニックを経営していくにあたっては、いわゆる薄利多売を行っていく方が上手くいくと感じました。

一般的に考えると、この手のサービスを行う場合は料金をあえてある程度高く設定することで信頼感を作る方がセオリーだと思います。
化粧品や薬局で売っている薬などを買う時に、効果はさほどどれも変わらないと分かってはいるけれど、なんとなく高い方・有名な方の化粧品や薬を選んでしまう人は多いと思いますが、逆にいえばメーカーはそういう消費心理を利用してあえて価格を上げてブランドを作っていたりします。

そう考えると品川近視クリニックは安価(他のクリニックと比べた場合という意味)で販売しているので一見すると「なんか安売りしてるけれど大丈夫だろうか」と思ってしまいます。私も実際最初はそう感じました。

ただ、経営の立場からレーシッククリニックを考えた場合、レーシックの様な新しい技術で、だからマーケットが尻込みしてしまっているようなサービスの場合、薄利多売の戦略を取って症例をたくさん増やして、その圧倒的な症例数で信頼をマーケットから得ていく方が正しいのではないかと思いました(もちろん安全性をきちんと確保した上でですが)。

果たして本当にそういう意図で品川近視クリニックが運営を行っているのかは分かりませんが、私の場合勝手にそう感じて、「その経営手法に対しての投資(にはなってないけれど)」という意味合いも込めてこちらに決めました。


私が大学で経営学を学んで得た大きな発見の一つが、この様な感覚を持てるようになったことです。
つまり、我々は消費行動を通して常に社会に対して投票行為を行っているのだという感覚です。

分かりやすい例では、
「とにかく安いけれどサービスの悪いお店」と「高いけれど感動するサービスがあるお店」がある場合、ただ安いという理由だけで安い方のお店だけを我々が選んでいたら、必然的に社会からサービスの良いお店は減っていきます。

だから「最近温かみのあるサービスをしてくれるお店少なくなった」と感じている人は、今一度自分の消費行動を思い返してみて欲しいと思います。


政治家や大企業の偉い人たちだけではなく、我々自身の日々の行動がこの日本を創っているという事を。

To be continued...(予定)