大切なものは、ほしいものより先に来た
今を一生懸命生きること。
その積み重ねに未来がある。
そう思って、一生懸命に生きている。
だけど、それだけじゃ足りないものがある。
それはきっと、「志」に近いことだと思う。
自分にとって大切なこととは何かということ。
例えば、それが誰かの笑顔であるはずなのに、
「大切なこと」を見失ってしまうと、目の前の「やるべきこと」を
やるために、誰かの悲しみを作ってしまったりする。
思考の世界や理屈の世界、問題解決思考の世界では、きっとそれでいいんだろう。
頭で割り切って、
「それでいい」
「そういうもんだ」
「あいつだって悪い」
・・・
とか、あとから自分を納得させる「理屈」を並べればいいんだから。
でも、「志」を持つってことは、そんなに簡単じゃない。
苦しくても、どぶ底に這いつくばっても、
「大切なこと」を考え続け、
迷い続けるってことが志の一部で、その覚悟が志には必要。
この世の中で生きていくのに、確かなものなんて何もない。
答えを追い求めて、答えを持つこと自体は悪いことじゃない。
だけど、その状況の中で、簡単に目の前の答えに安住するのではなく、
「どうしたらいいのだろうか」と考えて、迷い続けること、それが「愛」で、
「愛」を貫く意志が「志」何だと思う。
そうして生きていけば、欲しいものを追い求めていると、大切なものはおのずと現れる。
大切なものは、ほしいものより先に来た
参考
・HUNTER×HUNTER モノクロ版 32
・芳村思風先生メルマガ