悲しくて、辛くて、痛いこと
私たち日本人にとって、悲しい出来事がありました。
まだ現時点で確定的な情報ではないということですが、それでもご本人、ご家族の置かれている状況と想いに思いを馳せると、悲しさや、辛さや、心の痛みを感じずに入られません。
いろいろな、責任や、やるべきこと、正義、情勢の分析などの理性を働かせることは確かに大事なことかもしれない。
けれど、何よりもまず先に、今感じている悲しさや、辛さや、心の痛みといった感性に真正面から向き合いたいと想います。
向き合うべきだと想います。
私が大好きなスタジオジブリの作品で、「もののけ姫」という映画があります。
この作品のクライマックスの近くで、以下の台詞があります。
(カッコ内は私の解釈)
この森(世界)終わりだ
生き物(ヒト)でも人間でもないもの連れてきた。
感性がヒトの本質で、その感性を理性で律して、「人間」に成るのだと思います。
ただ、もしも逆に、理性という誰にでも置き換え可能な理屈が、ヒトの本質である感性をも支配してしまったとしたら、それはまさに生き物(ヒト)でも人間でもないものなのだと思うから。
だから、1分でも、30秒でもいい、ただ目を瞑って、感性と向き合う時間をできるだけ多くの人に作って欲しい。
全ては、そこから始めて欲しい。
それはとてもとても辛く、心の痛みを伴う所為ですが、その心の痛みを共有した者同士だからこそ、平和を気付いていくことができるんだと思うから。
それが、僕にとってのLove & Peace.