即興劇との出会い
(2010-06-03はてなダイアリーブログ掲載記事を加筆修正。書いた当時の空気感を残したかったので、当時のストレートな表現はそのままにした)
2010年6月に即興エンターテインメント!即興集団インプロモーティブへ入団しました。
これから即興劇を行うインプロバイザー(修行中)としても活動します。
(※現在はお休み中です)
インプロネームは「バンブー」です。
竹の様に長細いからバンブー(旧ヒロトン)です。改めまして宜しくお願いします。
インプロモーティブとの出会いは、2010/04/11の日記に記しました。
インプロモーティブの皆さんと関わる中で、インプロがすっごく楽しいと感じられるし、
「Yes and(相手を受け入れる)の精神を多くの人に広めていきたい。そうすれば絶対にもっと良い世の中になる」
という志を持つことが出来たことが入団の一番の理由です。
勤めながらの活動になるので全ての活動に参加できるわけではありませんが、私のできる限り精一杯頑張ります!今後告知もこのブログを通してしていきます。
それに、ビジネスをしていく上でもインプロを学ぶことはとても有益で、日立製作所、全日空、日本通運等の大手企業や世界のビジネススクールや学校、MITなどでも実際に研修として取り入れられているそうです。
インプロをやり始めてから思い出したのですが、私も学生時代にインプロを授業で習ったことがありました。
即興・カニクラブの吉田さんという方が大学の授業で講師としていらっしゃって、ゲームを通してYes andすることを実体験しました。
この時に習った事は入試広報の仕事でも活きています。
(インプロのビジネスでの有益性についてはまた後日の記事で書きます)
ただ、日本では多様な考え方や価値観、生き方はあまり認められない風土があるので、ここでこういう発表をして社会が認めてくれるのか不安がないと言えば嘘になります。
それに実際に今までも要領よく演技ができなくて、社会にぼこられて辛い思いもしてきました。
でも、信じたい気持ちは捨てたくないと思うから。
挫けそうになった時、私はこの台詞を思い出す。
「俺たち志士は何のために戦っていると思う?」
「死ぬためじゃない、生きるためだ。」
「どぶ底に這いつくばっても生き抜こうとする、その覚悟のある者だけを志士と呼ぶのだ。」
(演劇集団キャラメルボックス 「俺たちは志士じゃない」より)
坂本竜馬、桂小五郎、中岡慎太郎などの志士達は幕府という強大な保守派にどぶ底に這いつくばらせられるような思いをしながらも、自分たちの行っていることは日本のためになるんだという志を信じ続けた(生き抜いた)。そして維新を成し遂げた。
だから私は信じたい。
大丈夫、私は一人じゃない。思いは多少違えど、日本を本気で良くしたいと考えている仲間がいるという事実は、少なくとも松下政経塾に行った時に確認できた。
(松下政経塾に行った時の感想は後日掲載予定です)
演劇集団キャラメルボックス 成井 豊 (著), 真柴 あずき (著)
「俺たちは志士じゃない (論創社・CARAMEL LIBRARY)」