ONE PIECEから「愛」を考える
・・・だって私のこと“死んでも守れ”って・・・(ひっく、えぐ)死ぬなんて、言わないでよリーダー・・・!!!
漫画ONE PIECE第164話「国が好き」
このビビの台詞が大好きで、よく頭の中をリフレインします。
少しだけこの件を説明すると、ワンピースという漫画に出てくるアラバスタ王国の王女「ビビ」が幼少時代、誘拐犯に襲われそうになります。
そこへ王国に住んでいる子どもでビビの友達グループのリーダー「コーザ」は、決死の覚悟で助けに入ります。
ビビ逃げろ!!!こいつらお前を狙ってるんだ!!!
早く!!!殺されちまうぞ!!
死んでも(ビビを)守れ!!!“砂砂団(友達グループの名前)”!!!
そして、間一髪、コーザは誘拐犯からナイフで額を切り付けられながらもなんとか相手を倒し、ビビを助けます。
助け出され、王宮で砂砂団のメンバーと手当てを受けた後も沈んだ様子のビビ、「どうしたんだ、いつまでもふさぎ込んで」と尋ねられたビビは答えます。
・・・だって、恐かった・・・!
それに対しコーザはこう答えます。
・・・そりゃおれだった恐かったさ。あいつら刃物なんか持ってやがるから・・・
それに対し、ビビはこう伝えて、冒頭の台詞に繋がります。
違う!・・・
・・・だってリーダーが私のこと“死んでも守れ”って・・・!!
・・・死ぬなんて言わないでよ、リーダー・・・!!!
人間は、いつでもは強くはいられないかもしれない。
何よりも相手の身体と想いが大事で、失うという終わりがあることを知っているから、今この瞬間に本気でそう思える。
できればずっとそういたい。そうありたい。
でも、ビビであり続けることが正直難しい世の中だけれど、それでもあり続けようともがくこと。
それが「愛」なんだと思う。
「愛」は恋愛の中で語られることが多いから、情緒的な感覚と認識されがちだけれど、愛っていうのは、信じたり、待ったり、認めたり、許したり、願ったり、理解したり、悩んだり。そうしてもがいたり、努力したりすること何だと思う。
それは、言葉で表現することに比べて、そして実際にも、とてもとても難しいことだけれど、だからこそ、Bob Marley (ボブ・マーリー)も良くLoveを語っていたし、多くのアーティストや芸術家、作家など表現者の人たちもLove & Peaceを掲げて、それに挑戦しているんだと思う。
だから、関わる人に対して「愛」を持とうと努力している人の人生はすべて、アートだ。
好きなラジオ番組
たまには、はてなブログのお題にしたがってブログを書いてみよう。
やっぱり「ラジオの帝王」伊集院光(多分本人はこういわれるの嫌だし、ラジオの伊集院好きはこう呼ぶことはないけれど、ここではあえて)のラジオです。
とくにJUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力(月曜日 25:00 - 27:00)はかれこれリスナー暦15年以上のヘビーリスナーです。
本人にとっては微妙かもしれないけれど、好きすぎて、聴きすぎているから、眠りたいときに聴くと安心して眠れるくらい聴いてる。
特に結構前だけど、ちびっこアニソン大集合という、コーナーが好き。
コンバトラーVとか、一休さんとか、ドラえもんとかみたいなテレビ漫画主題歌に対して、最近はいわゆる「アニソン」っていう、普通の歌手が普通の歌をオープニングやエンディング曲として歌うアニメが増えてきた。
でも昔の「テレビ漫画主題歌」の方が良かったよねということで、アニソンを使っているアニメの歌を、一休さんの主題歌とかの替え歌を作ってテレビ漫画主題歌を取り戻そうという企画。
伊集院さんが、リスナーが投稿してくる歌詞を、昔のテレビ漫画主題歌に合わせて歌うんだけど、何度も聞いているから、そっちの歌詞で覚えちゃってるアニメも多い。
このコーナーの、特にマジンガーZ風で歌われた「美味しんぼ」の歌詞が好きで、今でも時々口ずさんじゃう。
剥げた、頭に、すっごいでえっぱ
トラブルメーカー なんとか副部長
これは正確には2番として投稿されたものだから、伊集院さんが曲つきで歌ったわけではなくて、「こんな2番も作って送ってくれた」ってことで紹介した部分だから、コアなリスナーじゃないと分からないかと思うけど、面白い笑
最近は、伊集院光とらじおともやっていて、すっかりTBSの顔になった伊集院さん。
応援していますので、これからも色々なコーナー楽しみにしています。
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今年の抱負
改めて、誕生月に今年の抱負を。
今年は、もっともっともっと、人やモノに感謝をしよう。
意識しなくてもありがとうを思える人物になろう。
自分とは性格が違くて、意見が合わない人がいたとしても、自分と同じ感じなら自分でいいわけで、違うからこそ、その人が必要なのだと思おう。
朝起きて、蛇口から水が流れた時に「ありがとう」と口に出そう。この世界には水汲みで一生を終える子供たちがいるから。
駅やビルのトイレで清掃して下さる方に「ありがとう」と言おう。自分の代わりにやって下さるから。
色々な使命を背負って、日々生きているけれど、自分にとっての生きる目的は「ありがとうの花」を咲かせて、その人を笑顔にすることなのだと忘れないようにしよう。
使命は目的を果たすために背負うものだから。手段と目的を違えないようにしよう。
なにか汚い言葉が、頭に浮かんだのならば、それを打ち消すように、直接声に出して「ありがとう」と言おう。
そうすれば、きっと、そこに感謝をすべき理由はあって、それに気づく冷静さを得られるから。
「ありがとう」と言う。その具体的な行動を今年の抱負とする。
男心を理解したいならこれを読め
「男と女では考え方が違う」とは古今東西よく言われている言葉です。
私自身は、男とか女とかで分けて物事を考えること自体はあんまり好きではないのですが、でもこれだけ多く語られているからには、そこに真理の一つがあるのでしょう。
その中でも、「特に日本人男子はありがとうとか声を掛けない」っていう女性からの非難を、日本人男子全般が受けることがある機会が多いように感じます。
これは逆に言うと「男は何を考えているのかわからない」という女性の声なのかと。
そこで、男心を理解しやすい本のご紹介です。
HUNTER×HUNTER Vol.24 冨樫義博 (著) 集英社
私の大好きなハンターハンターでは、名シーンがたくさんありますが、24巻のP.128のキルアとイカルゴの会話は男心を良く表してると思います。
一つ言っとくけど、次にこんな事があっても、もう いちいち礼とか言わないからな
だから もし今度逆にオレがお前を助けるようなことがあっても、お前もオレにありがとうとか言うなよ
友達(ツレ)が友達(ツレ)助けるのは当然だろ
これから色々協力して何かやってく時があるだろうけど、サポートし合うのは特別なことじゃねーからな
当たり前のことで礼を言い合うのはカッコ悪いだろ?
この価値観を誰かに押し付けるつもりはないし、相手がそうじゃないんだったら、相手に合わせないといけないってのは最近は分かってるし、そういうもんだと思ってるけど、でも本質としてはこういう想いなんだろうなって思います。
そしてこれを体現していたのが、タモリさんでした。
亡くなられた赤塚不二夫先生への勧進帳での弔辞は、本当に心に響いた。
私は人生で初めて読む弔辞が、あなたへのものとは夢想だにしませんでした。私はあなたに生前お世話になりながら、一言もお礼を言ったことがありません。それは、肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼を言う時に漂う、他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。あなたも同じ考えだということを、他人を通じて知りました。
多くの芸能人に愛され、尊敬されているタモリさんという人物が出来上がるには、こうした赤塚先生との関係があったからこそなんだなと思いました。
何の壁も作らず、自然にフォローしあえる関係制や場創りができているからこそ、タモリさんの番組は見ていて心地いいんだなと思います。
男心を理解したいならこれを読め!