イガワヒロトのブログ

志について探求を続けるイガワヒロトが、いつまでも青臭い心(ブルーハーツ)でニュース・社会・政治・教育・作品(映画、演劇、インプロ、音楽、本、DVD、TV番組・ラジオなど)の批評や日常の思った事を青っちろい言葉で記事にします。※記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属団体の公式見解ではありません。

簡単自作 家計用エクセル損益計算書・貸借対照表

先日キャリアカウンセラーの研究会で、FP(ファイナンシャル・プランナー)の方から講習を受けました。

キャリアについての相談を受ける上では、人生において重要な要素であるお金に関する知識も身につけておいたほうが良いだろうということで、企画されたものです。

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今回の研修に限らず、テレビや本、雑誌でも、FPの方やマネー評論家(っぽい肩書きの人)のお金に関するお話に共通している、伝えたいことの半分以上は以下の一言に集約されます。

家計簿つけて資産管理しろ!

企業と同じように損益計算書(P/L Profit and Loss statement)と、貸借対照表(B/S Balance Sheet 世の中では「ビーエス」や「バランスシート」ということの方が多いかもしれません)を作って、収支管理と資産管理をせよと。

じゃあ分かったよっていうんで、フリーで公開されている家庭用の損益計算書や、貸借対照表(特にこっち)を調べてみましたが、どうにも使いやすいものが見当たらない・・・

(単純な「家計簿」はあるのですが)

ということで、誰でも簡単に家計用の損益計算書(家計簿をちょこっと応用したもの)と貸借対照表を自作してみましたので今日はそのご案内です。

こちらのVectorサイトからダウンロードできます。

では、そもそも損益計算書と貸借対照表とは何ぞや?という説明からしていきます。

ご存知の方は飛ばしてください。

損益計算書とは、一定期間(通常は1年間です。例えば「2014年1月1日~2014年12月31日」)における、収入(年収)と費用(家計)を対比させて、その差額を利益(家計では余剰金が適切かな?)として示すものです。

貸借対照表とは、ある一定時点(「期間」ではなく「時点」です。例えば「2014年12月31日時点」)における、A資産(現金、定期預金、株、保険、不動産、自動車など)と、B負債(借金、ローン、クレジット未払い金など)と、C純資産(=A資産―B負債)の状態を示したものです。

純資産の概念が少しわかりにくいかもしれませんが、純資産とは、資産を全て売り払って、そのお金で借金を全て返済し、手元に残る金額って考えると分かりやすいです。

では次に、上記エクセルの使用方法です。

<作成方法>

画面左下のSheetから「家計用バランスシート」「家計用損益計算書」Sheetのどちらかを選択します。

【損益計算書】

以下の3ステップで完了です。

最初からきちんとした金額を求めようと、レシートの束を集計したりすると、やる気がなくなってしまうので、まずはざっくりと大体の金額で作成し、徐々に精度を高めていく方がお勧めです。

また、項目はご自身の内容に合うよう適宜修正してください。

①給与明細を確認して、画面右側の「収入」項目に支給された給与金額や手当、ボーナス、通勤費等の金額を入力します。

②画面左側の「支出」項目に、まずは給与明細に書かれている健康保険料や雇用保険料、住民税などを記入します。

③保険料、固定費、流動費、その他費用を概算で構いませんので入力します。急な出費に備え、支出は少しずつ多めに見積もっておくことをお勧めします。

また、保険料は12ヵ月の計算式を入れていません。これは年払いで保険料を納めている場合を想定しています。(年払いの方が月払いよりも安くなります)

年払いされている方は、「保険」項目の右側に年間の保険料を入力し、左側のセルに「=D12/12」などと入力して、月々の負担額を計算しておくとよいでしょう。

ちなみに、説明の最初に、「まずはざっくりと」で作りましょうと書きましたが、「どうせ作るんだったらきちんと作りたい!」という、私のようなA型体質の方もいるかもしれません。

その場合は、単純な家計簿であれば、フリーのものがたくさん見つかるので、「家計簿 フリー」辺りでググってみてください。

家計簿を2~3か月つけてその値を入力する方が、より精度の高いものが出来上がります。

貸借対照表(バランスシート)】

損益計算書はある期間(通常は1年間)の家計の収支状態を表すのに対し、貸借対照表はある瞬間(12月31日や3月31日現在など)の家計の資産の状態を表すものです。家計をCTスキャンして、その瞬間を写真で眺める感覚でしょうか。

なのでまずは、画面左上のブルーのセル部分に、現在の日付を入力するところから始めます。

そこからは、次の3ステップです。

①「A金融資産」の値を入力します。項目はご自身の資産の状況に合わせて適宜変更して構いません。

この項目は、通帳残高など金額が明確なので簡単にできると思います。

②「C実物資産(すぐには現金化が難しい資産)」の値を入力します。

買ったときの金額ではなく、「もし今売ったとしたら」の金額を入力します。まずはざっくりとで構いません。

正確に作りたい方は、それぞれ査定に出すか、ヤフオク辺りで検索してみて、金額を確認しましょう。

③「B負債」の値を入力します。クレジットカードの支払い金額に波がある方は、平均で多めの金額を入力することをお勧めします。

以上です。

いかがでしょうか。経理の知識が特になくても、意外と簡単に損益計算書とバランスシートの作成ができたのではないでしょうか。

皆さんの家計のプラン作りに少しでもお役に立てましたら幸いです。

ではでは今日はこのへんで。

ではでは。

あなたのお金を「見える化」しなさい! ~ビジネスパーソンのための新お金管理術~ 竹川 美奈子 (著) ダイヤモンド社

バランスシート思考のすすめ!―15の財務指標で家計を診断する 角川 総一 (著) PHP研究所