TOEFL 入試問題代用の広がり
入学試験の代用として、TOEFLやTOEICを活用する大学が増えています。
■国際地域学部でTOEFL活用 来年度の福井大入試要項(中日新聞)
福井大は二十五日、二〇一六年度の入学者選抜要項を発表した。新設の国際地域学部は定員六十人。同大では初めて大学入試センター試験の外国語の得点として、TOEFLの成績を活用できるようにした。
国際地域学部は前期三十五人、後期十五人、センター試験を課す推薦入試2が十人。一四年四月以降のTOEFLで六百点以上ならばセンター試験の外国語を満点とみなす。
(上記記事より一部抜粋)
ちなみに、定量的なデータを探したのですが、なかなか良いデータは見つかりませんでした・・・
TOEICのウェブサイトに「入学試験活用校数」として347校と出ているのですが、これは何かしらの入試で一部一定以上の加点をすることで活用している大学の校数も含まれているため、入学試験の代用にまで踏み込んで活用してる大学の数までは探せませんでした。
TOEIC・TOEFL両方ともに入学試験の代用化が進んでいるようなのですが、本気で日本の英語教育についてレベルを上げるのであれば、リーディング、ライティング、スピーキング、ヒアリングがあるTOEFLを活用するほうが良いと思いますし、中教審も同じような方針のようです。
中央教育審議会(中教審)は24日、大学入試改革の答申案を示した。大学入試センター試験に代わる「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」は複数回実施。英語は「読む・聞く・書く・話す」という4技能を評価する方針を明らかにし、TOEFLなど外部の資格検定試験の活用も検討する。
文科省は近く、TOEFLや実用英語技能検定(英検)など各試験の主催団体や高校・大学関係者などによる協議会を設置し、各試験の出題傾向や評価基準などを検証する。
(上記記事より一部抜粋)
・・・が、TOEFLはいかんせんレベルが高いので、「英語をそこまで必要としない人もいる」「英語よりも日本語をもっと強化すべき」など反対がたくさん上がるでしょうし、抜本的な教育改革を行う気概がなければ、実現は難しいかもしれません。
てか、TOEFLに対応できるレベルの子どもたちがバンバン出てきたら、30オーバーの私ももっと頑張らないと危ないので、その日が来ると信じて、今から私も頑張ります!
ではでは今日はこのへんで
ではでは
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