その一歩が踏み出せない人へ
昨日の記事では、インターンシップの意義についてお伝えしました。
とはいえ、インターンシップに参加するほどまだ就活へのテンションが上がっていなかったり、勇気がなかったりする方もいると思います。
そこで、本日はその一歩が踏み出せない人へ、インターンシップを題材に、そういう時どのように一歩ずつ進んでいけばよいのかお伝えします。
今のあなたの理想像が100だとしたら、あなたはいくつですか?
50でしょうか?70でしょうか?いや、まだまだ15くらいでしょうか?
たとえ「今はまだ5くらい」だって全然構いません。
というか、すでにあなたは例え100のうちの「5」かもしれませんが、「5」は持っているんですよね?
それは何ですか?
理想に向けて「5」も持っている自分をまず認めてあげてください。
中には「私は0だ。なんにも無い」と考える人もいるかもしれません。
これはあなたの中のものだから、当然ながらあなたが誰よりもあなた自身のことについて知っています。
ただ、私にはあなたの中の少なくとも「1」は感じます。
だって、この文章を読んで「0」だと考えるということは、何かおぼろげだとしても、「こうなりたい」という理想像があるからこそ、「そこには全くいたっていない」のだと考えられているからです。
そして、5に一気に20を掛けて100にしようとしないでください。
5を6にするにはどうしたら良いのか、考えるんです。
やらなきゃならないけれど、なかなか一歩が踏み出せない、そういう方はだいたいが次にやろうと思っていることが大きすぎるんです。
なにも、一足飛びにやろうと思わなくても良いんです、一歩一歩で。
というか、まずやることは「行動」じゃなく良いです。
頭で考えるだけでよいです。
具体的に言うと、まず「インターンシップに参加しようかなー?」とか迷っている自分の凄さを褒めてください。
だって、そこまで思えていない人だって、たくさんいるんですから。
そして具体的な行動も、まずは「インターンシップ」でググるくらいのハードルで大丈夫です。
そうやって、少しずつ、そのハードルを越えられたら次のハードルを越えていけばいいんです。
掛け算をしようとしないでください。1+1+1+1・・・の足し算でいいんです。
そうしていったら、いつか気がついたら、思い描いていた自分がもう後ろにいたりしますから。
そうしたらまた前を見て、新たな自分の理想像を探せばいいんです。
ではでは今日はこのへんで。
ではでは。
解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント 青木 安輝 (著) 河出書房新社