井川ヒロトのブログ

志について探求を続ける 井川 ヒロト が、ニュース・社会・政治・教育・作品(映画、演劇、インプロ、音楽、本、DVD、TV番組・ラジオ)などについて思った事を綴ります。※記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属団体の公式見解ではありません。

国際教養大が「就活スーツ非着用」決める

秋田市にある国際教養大学は、就職活動性が就活スーツを非着用でも構わないという方針を決め、すでに数十社の企業からも了解を得ているそうです。

■YOMIURI ONLINE 就活スーツ「非着用の勧め」…国際教養大が宣言

同大キャリア開発センターは「学生の健康や合理性を考えたら、従来のリクルートスーツは着なくてもいいと判断した」と説明している。

(中略)

 同センターの三栗谷俊明センター長は、地方の学生にとっては、授業がある4~6月に首都圏と行き来しなければならないうえ、8月の暑いさなかに黒いリクルートスーツを着て就職活動するのは負担が大きいと指摘。「学生やつながりのある企業に対し、『面接で失礼のない格好であれば、あえてリクルートスーツを着なくてもいい』と宣言している」と話している。

(中略)

これまでに同大から内定者が出た約180社のうち約40社に趣旨を伝え、了承を得ているという。賛同した旭化成グループは、以前から学生に「服装は自由に」と伝えているといい、「違和感はない。今回は夏に選考のイベントが集中するので、企業としても学生に負担がないよう留意したい」と話している。

これは良い取り組みだと思います。

てかこういうことこそ政治が方針を出して引っ張って欲しいと思います。

小泉元総理の行った「クールビズ」はとても良い政策でした。

なんと言っても、国は別にお金を使ったわけではないですから。お金を使わないで、多くの人が快適に仕事ができるようになり、効率性も上がり、とても大きな経済効果を社会にもたらしたからです。

国の政策というと、とりあえず予算ありきの思考回路が出来上がってしまっているみたいですが、こういう方針を出すって言うのはお金かからないですからね。

もっとそういうお金を掛けなくても国の舵取りができる方法ってある気がします。

旭化成さんは懐の大きい会社ですね。こういう企業が世間から選ばれて、優秀な人材が集まり、成長していくというモデルが出来上がればよいですよね。

学生にとっては「そうはいっても選考の時に浮いたら不利になるだろうな」って思いがあってなかなか決断できないと思いますが、リクルートスーツを着てこない学生に対して、「世間の常識を守れない」みたいに同調圧力を押し付けてくる企業はこっちから願い下げ、、、くらいに強気で出れれば良いですが、なかなかそうはいかない。。。

だからこそ、国際教養大学さんの決断は素晴らしいと思いますし、この動きが広がっていくと良いと思います。

ではでは今日はこのへんで。

ではでは。

今すぐできる!ちょっとお洒落なクールビズコーディネイト―2013年猛暑編 (ビッグマンスペシャル)  世界文化社

旭化成の研究―昨日まで世界になかったものを。 (B&Tブックス)  日刊工業新聞特別取材班 (編集)