井川ヒロトのブログ

志について探求を続ける 井川 ヒロト が、ニュース・社会・政治・教育・作品(映画、演劇、インプロ、音楽、本、DVD、TV番組・ラジオ)などについて思った事を綴ります。※記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属団体の公式見解ではありません。

道の駅が大学と連携し、教育効果と地域活性化を図る

国土交通省が、全国の「道の駅」と大学との連携・交流を平成27年度からスタートさせるそうです。

道の駅

■財形新聞「道の駅が大学と連携 教育効果と地域活性狙う」

地元産品を活かした商品を大学生らが製造業者や販売業者と共同開発するケースは全国的に増えているが、国土交通省は全国の「道の駅」で大学との連携・交流を27年度からスタートさせる。全国の道の駅で大学との連携を図ることで教育効果と地域活性を狙う。

 太田昭宏国土交通大臣は「道の駅には地域の観光資源や魅力を語る人材が集まっており、地域の課題を解決する拠点となっている。将来の地域活性化の担い手になる人材を育成・確保するために現場での就労体験を通して実際的な知識や技術を学ぶことが重要」と道の駅を活用した大学との連携の意義を話す。

 太田大臣は「観光振興や地域振興を学ぶ学生の課外活動やインターンシップの場として本格活用することとした」と述べた。

これは面白い取り組みだなと思います。

道の駅ってせっかくのインフラ(ハード)があるのに、ソフト面が全然考えられていなくて、活用されていない道の駅を良く見るので。

旅していて道の駅にわざわざ寄ろうとする時って、テンション上がっているから何かその土地っぽいもので手軽なものがあればがあれば買っちゃうのに、全然魅力的なものがなくて、あるとしたら野菜だけみたいな・・・

さすがに旅行中に野菜買っちゃったら思いし邪魔だし、何なら泥つきのきちんとしたヤツだったりするから汚れるし・・・

さから学生と連携して、ソフト面の開発が進むと良いなと思います。

大学と道の駅だけじゃなくて、道の駅同士を繋げる企画を考えるとか。

まだまだ面白い事を考えられる幅の大きなところだと思います。

一つ注意点としては、大学生の取り組みは継続性が低いことが多いので、単発の企画ではなく、収支やマンパワーも考えた継続性のある企画にできるかについては大人がきちんとチェックすることは必要かなと。

それ以外の部分についてはできるだけ口出ししないで自由に考えさせれば、今よりもさらに良くできる部分は多いと思うので、この国交省の呼びかけが道の駅の改善に推進力を与えることを期待しています。

それともう一点だけ付け加えて。

恐らくこういった企画は、国交省でももっと前から考えられていたんだろうけれど、恐らく省庁の壁を考えて実現しなかったんだろうなと。

是々非々で政治を見れば、こうした国交省文科省のように、省庁の壁を越えた取り組みが加速することは評価できると思います。

省庁と省庁の間の部分に、これまで手がつけられていなかった改善できる部分がたくさん眠っていると思いますので。

ではでは今日はここまでです。

ではでは。

道の駅完全ガイドブック―エリア別全1030駅のデータを収録! (COSMIC MOOK)  コスミック出版