行徳哲男先生セミナー受講
あの松岡修造さんや下村博文文部科学大臣をはじめ、数多くの政治家、経営者、スポーツ選手、役者などの講師も務めたでもある行徳哲男先生のセミナーを学生と受けた。
(本来は2泊3日ほどで行うものであるが、今回は半日間のさわりのみの内容を受けた)
松岡修造さんがテレビの企画で子どもに対して本気でぶつかり、子どもにも本気の心のぶつかりを求める姿を観たことがある人も多いと思うが、まさにその教育法を生み出した方とも言える。
まだきちんとその内容をまとめ切れないが、現時点での感想を簡単にまとめておきたい。
皆泣いたし、僕も泣いた。
いや、泣くという結果よりも、心が動く、感動がまずあった。
本気で人にぶつかり、本音を受け止めて、相手を通して自分を見つめる。
頭で考える弱さと、心(感性)で生きる大切さを学べた。
また、キャリアカウンセリングと本質の部分で繋がりがあると感じた。
人は鏡がないと、自分の姿を見ることができない。
それは心も同じで、自分自身だけでは自分自身を省みることはできない。
心にとっての鑑は、本気でぶつかって、受け止めてくれる相手である。
その誰かがいるから、初めて自分ってモノが理解できる。
だから、キャリアカウンセリングで行う傾聴は、スキルや技法といったものというよりも、その本質の一部なんだと思う。
今日はここまで。
行徳先生よりいただいたお言葉。
「先憂後楽(世に先んじて世を心配し、世が楽しんだ後に楽しむこと。また、先に心配をしておけば、後には楽しいことが待っていること。後楽園の由来)」の意味とご説明をいただいた。
早速自宅の壁に飾り、己の虚栄心や弱い心を戒めるために見守っていただくこととした。
「いまこそ、感性は力」行徳 哲男・ 芳村 思風著(致知出版社)
「感奮語録」行徳 哲男著(致知出版社)