井川ヒロトのブログ

志について探求を続ける 井川 ヒロト が、ニュース・社会・政治・教育・作品(映画、演劇、インプロ、音楽、本、DVD、TV番組・ラジオ)などについて思った事を綴ります。※記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属団体の公式見解ではありません。

【おすすめ演劇情報】インプロモーティブ

(2010-04-11はてなダイアリーブログ掲載記事を加筆修正)

スマイルマーク

演劇のジャンルで「インプロ(即興劇)」というのをご存じでしょうか?

一般的に、演劇では台本と段取りのもとに一つのストーリーを表現していきますが、インプロは台本なし、打ち合わせなしでお客さんからその場で出されるお題に対してパフォーマーのチームワークで即興でお話を生み出されます。

以前から興味はあったものの、観に行ったことはなかったのですが、昨日演劇ワークショップで知り合った役者さんの紹介で、即興集団インプロモーティブさんのIMPRO JAM VOL.9 USUを観に行きました。

とっても面白かったです!!

若干ネタばれになりますが(でも即興なので毎回お話し変わりますので)、Pit/北区域という2階吹き抜けの特殊な劇場での公演なのですが、その劇場の作りをフルに活かしてお客さんが舞台上から演技を観たり、2階に移動して演技を観たりして斬新でした。

それに、お客さんからその場でお題をもらったり、紙にお客さんがお題を書いて、それを読み上げながら一つのストーリーを作る「ペーパーズ」など、パフォーマーの方々の頭の瞬発力と柔らかさには脱帽でした。

何より、インプロを観て一番感動したことは、仲間やお客さん、音響や照明(音響や照明も当然即興でつきます!)を全て受け入れるという、その懐の広さです。

相手に乗っかって話しを広げたり、リアクションする(Yes and)のは簡単なようで意外と難しい。

逆に言えば、私も是非身につけてみたいし、一緒に楽しみたい。そう感じさせてもらえるパフォーマンスでした。

なかなか私の説明だと、文章力足りず・・・イメージ着きづらいと思うので、YouTubeにアップされている動画を載せます。

また、インプロは欧米では企画力やコミュニケーション力を付けるため、大学教育(スタンフォード大学)や一流企業(ピクサースターバックスなど)などでも取り入れられているそうです。

この辺りはまたおいおい書いていきたいと思います。