井川ヒロトのブログ

志について探求を続ける 井川 ヒロト が、ニュース・社会・政治・教育・作品(映画、演劇、インプロ、音楽、本、DVD、TV番組・ラジオ)などについて思った事を綴ります。※記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属団体の公式見解ではありません。

対人援助職、キャリアカウンセラー、キャリアコンサルタントの方には是非観ていただきたい動画

SFA(ソリューション・フォーカストアプローチ=解決志向アプローチ)というブリーフセラピーの一つであるカウンセリング手法は、一般的に用いられているカウンセリングのように、その人の傾向や問題とその原因を傾聴して気付きを促すアプローチではありませ…

多面性と仮面の違い

人が多面的であることは、間違いないだろう。仕事の自分と家での自分、親との自分に違いはある。 では仮面をつけることは多面的であることと同義なのだろうか? 仮面をつけることも、多面性で説明されることがあるが、そこには本質的な違いがあるように思う…

音響、照明ほぼなし。でも観客を惹きつける圧倒的演技と脚本の作品。

劇団のパラドックス定数 第42項「Nf3Nf6」いやー面白かった。数学者とエニグマという暗号気が出てくるので、数学に詳しい人や数学を美しいと感じる人はもっと楽しめる作品です。 音響も照明もほぼないのにこれだけ人を惹きつけられるのは本当にすごい…

9月入学・学期始まりについての論点整理

9月入学・学期始まりについて、いくつかのFacebookの教育系グループへのコメント募集を行って集まった意見と、ネットで見られる意見を基に、論点整理を行ったのでまとめておきます。9月入学 どんな政策の決定についても、どちらを選択したとしてもメリットだ…

淘汰されない大学

アエラが「淘汰されない大学ランキング」特集を組んでたのでかなりざっとだけど斜め読みしてみた。 ようは淘汰の時代は始まってて、リスクとって投資できて、職員が優秀な大学が生き残るってことかな?dot.asahi.com元大学関係者の身からすると、その通りか…

キャリアコンサルタントから見るティール

newspicks.com この記事のために、久々にNewspicksのプレミアム会員になってしまった。NPの思うツボだな笑ティール組織はここ数年読んだ中で最も興味深い本です。私が考えるティールの要点とは以下の三つの視点でモノを見ようとする覚悟のことです。 1.人を…

飯伏幸太と平沢進

プロレスラー飯伏幸太のG1クライマックス2018が終わった。 飯伏幸太デビュー10周年記念DVD SIDE NJPW 出版社/メーカー: TCエンタテインメント 発売日: 2014/07/18 メディア: DVD この商品を含むブログ (1件) を見る 今年の飯伏は明らかに進化したと思う。 …

悪法も法なり

悪法も法なり この言葉は好き。 諸説あるみたいだけれど、ソクラテスの言葉が語源になっているらしい。 ソクラテスの弁明・クリトン (岩波文庫) 作者: プラトン,久保勉 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1964 メディア: 文庫 購入: 15人 クリック: 512回 …

元大学職員が語る裏口入学の話

東京医大は「裏口入学リスト」を作成して、入試の点数に加点をするといった不正入試をしていたことが問題となっています。 また、その対象者には文部科学省の局長が関わっていて、私学助成金の認定と引き換えに息子を合格するように依頼をしていたことも、こ…

キャリアコンサルティング保険は不十分?

キャリアコンサルティング賠償責任保険制度の案内が、所属している日本キャリア開発協会より届きました。 http://ric-ins.co.jp/career/ 詳しくは上記リンクに記載されていますが、簡単に言うと、キャリアコンサルティング(以下「キャリコン」)を行う上で…

ONE PIECEから「愛」を考える

・・・だって私のこと“死んでも守れ”って・・・(ひっく、えぐ)死ぬなんて、言わないでよリーダー・・・!!! 漫画ONE PIECE第164話「国が好き」 ONE PIECE 18 (ジャンプ・コミックス) 作者: 尾田栄一郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2001/04 メディア: …

好きなラジオ番組

お題「好きなラジオ番組」 たまには、はてなブログのお題にしたがってブログを書いてみよう。 やっぱり「ラジオの帝王」伊集院光(多分本人はこういわれるの嫌だし、ラジオの伊集院好きはこう呼ぶことはないけれど、ここではあえて)のラジオです。 とくにJU…

ブログ移転しました

ブログをこれまでのFC2からはてなブログへ移転しました。 以前、はてなダイアリーにてブログを書いていて、FC2に行って、はてなブログに戻ってきたので、ある意味出戻りですね。 今回は、はてなダイアリー時代のブログから引っ越し手続きをして持ってきたか…

今年の抱負

改めて、誕生月に今年の抱負を。 今年は、もっともっともっと、人やモノに感謝をしよう。 意識しなくてもありがとうを思える人物になろう。 自分とは性格が違くて、意見が合わない人がいたとしても、自分と同じ感じなら自分でいいわけで、違うからこそ、その…

男心を理解したいならこれを読め

「男と女では考え方が違う」とは古今東西よく言われている言葉です。 私自身は、男とか女とかで分けて物事を考えること自体はあんまり好きではないのですが、でもこれだけ多く語られているからには、そこに真理の一つがあるのでしょう。 その中でも、「特に…

専門家の意見

ドナルド・トランプさんが、多くの専門家の予想に反して、アメリカ大統領選挙を勝利しましたね。 専門家の意見とは、このように外れることもあるということを改めて垣間見た。 外れたことの一因には、専門家と言えども「トランプには勝ってほしくない」とい…

豊洲移転延期に反対する人の盲点

小池知事が築地市場から豊洲市場への移転延期を決定したことに対し、反対意見(要は、早く移転すべきと言っている)を述べている人も多くいます。私はそうした主張について理解できるし正しいと思えるところもありますが、一方でそうした主張者の盲点となっ…

大切なものは、ほしいものより先に来た

今を一生懸命生きること。 その積み重ねに未来がある。 そう思って、一生懸命に生きている。 だけど、それだけじゃ足りないものがある。 それはきっと、「志」に近いことだと思う。 自分にとって大切なこととは何かということ。 例えば、それが誰かの笑顔で…

問題解決でなく、解決構築へ(まとめ)

本シリーズ企画「問題解決でなく、解決構築へ」は、問題解決思考だけでは解決が困難な現在における様々な問題に対する代替となりうる「解決構築思考」について理解を深めることを目的に、以下の著書の要点をまとめていきます。 なお、この連載で取り上げるの…

問題解決でなく、解決構築へVol.7(フィードバック)

本シリーズ企画「問題解決でなく、解決構築へ」は、問題解決思考だけでは解決が困難な現在における様々な問題に対する代替となりうる「解決構築思考」について理解を深めることを目的に、以下の著書の要点をまとめていきます。 なお、この連載で取り上げるの…

問題解決でなく、解決構築へVol.6(例外の探究)

本シリーズ企画「問題解決でなく、解決構築へ」は、問題解決思考だけでは解決が困難な現在における様々な問題に対する代替となりうる「解決構築思考」について理解を深めることを目的に、以下の著書の要点をまとめていきます。 なお、この連載で取り上げるの…

問題解決でなく、解決構築へVol.5(クライアントの願望の増幅)

本シリーズ企画「問題解決でなく、解決構築へ」は、問題解決思考だけでは解決が困難な現在における様々な問題に対する代替となりうる「解決構築思考」について理解を深めることを目的に、以下の著書の要点をまとめていきます。 なお、この連載で取り上げるの…

問題解決でなく、解決構築へVol.4(解決構築の出発点)

本シリーズ企画「問題解決でなく、解決構築へ」は、問題解決思考だけでは解決が困難な現在における様々な問題に対する代替となりうる「解決構築思考」について理解を深めることを目的に、以下の著書の要点をまとめていきます。 なお、この連載で取り上げるの…

問題解決でなく、解決構築へVol.3(知らない姿勢で一歩後ろから導く)

本シリーズ企画「問題解決でなく、解決構築へ」は、問題解決思考だけでは解決が困難な現在における様々な問題に対する代替となりうる「解決構築思考」について理解を深めることを目的に、以下の著書の要点をまとめていきます。 なお、この連載で取り上げるの…

問題解決でなく、解決構築へVol.2(解決構築の基本)

本シリーズ企画「問題解決でなく、解決構築へ」は、問題解決思考だけでは解決が困難な現在における様々な問題に対する代替となりうる「解決構築思考」について理解を深めることを目的に、以下の著書の要点をまとめていきます。 なお、この連載で取り上げるの…

問題解決でなく、解決構築へVol.1

本シリーズ企画「問題解決でなく、解決構築へ」は、問題解決思考だけでは解決が困難な現在における様々な問題に対する代替となりうる「解決構築思考」について理解を深めることを目的に、以下の著書の要点をまとめていきます。 なお、この連載で取り上げるの…

問題解決でなく、解決構築へVol.0

世の中は、問題解決思考で溢れています。 実際、問題解決思考は日常生活やビジネスにおいて有効です。 しかし、複雑化した現在社会においては問題解決思考だけでは、問題解決をする事はできません。 複雑化した社会とは、問題の原因が複数あり、それらが複雑…

「私の志」小論文コンテスト

部屋を整理していたら、懐かしいものが出てきましたので、思い出話を少し。 私が大学職員時代に企画した「私の志小論文コンテスト」のポスターです。 当時は入試広報担当として仕事をしていて、大学の教育理念「現代の志塾」にすごく共感をしていた身として…

典型的日本人

喫茶店にて、65才前後のおばちゃん二人の会話 おばちゃんA:年金は将来間違いなくもらえなくなるわよ おばちゃんB:ほんとにそうなっちゃうのかしらねー おばちゃんA:特に若い人なんて、自分がもらえないって思うもんだから、払わない人も結構いるみたいよ …

騙されたと思ってでも見てほしい劇「東京裁判」

突然ですが、NHKの映像の世紀はご存知ですか? 20世紀を映像を通して振り返る番組です。普通の番組との違いは、誰でも知っている第2次世界大戦などの20世紀の歴史を、専門家による解説は入れずに当時の映像を通して振り返るというコンセプトの番組です。 映…